先行案内THE PEOPLE BEHIND THE NORI
家業を継ぐ兄と、
外へ広げる夫婦。
海苔屋を継いでいるのは兄です。曽祖父が始めた家業を、父から受け継いだ海苔を見る目とともに、兄が日々の現場で守っています。僕と妻はその隣で、海苔の価値を言葉にし、国内外の売り場へつなぎ、海苔の先にある次の循環を考えます。
兄が現場を守る。僕たちが、その価値を外へつなぐ。
OUR BEGINNING
米を作っていた曽祖父が、海苔を始めた。
曽祖父は米を作り、農閑期には酒の仕事を手伝っていました。大水害の後、祖父と曽祖父がしばらく貝を取りに行っていたという家族の記憶を経て、曽祖父は海苔を始めました。乾燥機を買った後に収穫量が増えたという話や、昔の機械も残っています。今は、箱や帳簿を探しながら家の歴史を確かめています。
基準を、次の世代へ。
海苔づくり40余年の父が長年の現場で培ってきたのは、見た目だけで決めない海苔の見方です。香り、歯切れ、口どけまで、その基準が兄へ受け継がれています。
- 海苔の色・艶・厚みを見る
- 香り・歯切れ・口どけを確かめる
- 家業の判断基準を伝える
家業と品質を守る。
兄が担うのは、父から受け継いだ基準を、日々の仕事として守ること。海苔本体の品質、商品の仕様、現場の判断を担います。
- 海苔の品質と商品を確かめる
- 家業としての供給を守る
- 次の世代へ基準をつなぐ
海苔の価値を、外へつなぐ。
僕と妻は、兄が守る海苔の価値を言葉・デザイン・販路へつなぎます。加工で生まれる残渣を次の資源にできるか、専門家に相談しながら小さく検証します。
- 買う人・使う人の声を聞く
- 柳川から国内外の売り場へつなぐ
- 残渣を次の資源にできるか、100Lから検証する
OUR STANDARD
売り方より先に、海苔の基準を。
袋を開けたときの香り、ぱりんとした歯切れ、口の中でほどける口どけまで。毎日の海苔も、年に一度の一番摘みも、家業の基準で確かめます。
THE NEXT CYCLE
海苔を届けて、終わりにしない。
加工の過程では、細かな海苔や残渣が生まれます。それを捨てるだけで終わらせず、地域の資源として扱えるかを確かめたい。まだ答えは出ていません。まず100Lの小さな実験で数値を取り、使える可能性と課題を確かめています。
BRAND MARK
海苔一枚と、潮一本。
WEBサイト、SNS、看板などで、海苔屋の存在を覚えてもらうためのブランドの印です。
PRODUCT SEAL
商品には、家に伝わる印を。
家紋の丸に三つ柏は、海苔のラベル、箱、封緘に使います。家紋は家柄を飾るためだけのものではなく、家業として品質に責任を持つ印です。



